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ブライドルレザーを徹底解説&おすすめの財布7点

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このページではブライドルレザーの長財布5点と二つ折り財布1点を人気順にご紹介します。人気があり、かつ入手が比較的容易なレザーです。

目次

長財布

ジョリーロジャー・ロイヤルフォーチュン

特徴

ジョリーロジャーシリーズはブライドルレザーに型押しがなされており、独特の手触りと高級感を実現しています。このようなレザーは他のブランドにはありません。しかも内装にもブライドルレザー。通常はヌメ側の組み合わせが主流ですが、その常識を覆す新しい長財布です。

  • 価格:55,000円
  • 縫製地:日本
  • 革:英国産ブライドルレザー(牛革)

ロンドンブライドル・グラディアトゥール

特徴

欧州産ブライドルレザーを外側にまとい、内側にはマットーネというイタリアンレザーを使用した長財布です。まっさらなヌメ革を使うのとは異なり、内部も大人の味がある仕上がりになっています。革へのこだわりの強い方におすすめです。

  • 価格:45,000円
  • 縫製地:日本
  • 革:英国産ブライドルレザー&イタリアンレザー(共に牛革)

ロンドンブライドル・スプレッドイーグル

特徴

同じくロンドンブライドルシリーズの財布で、こちらは折り畳みタイプ。ラウンドタイプのちょっともたつく感じが嫌な方は、折り畳みであればシンプルで使いやすいと思います。内側が見えやすく、ちょっと違う財布であることをアピールしやすいのもポイントです

  • 価格:47,000円
  • 縫製地:日本
  • 革:英国産ブライドルレザー&イタリアンレザー(共に牛革)

ブライドル・グランドウォレット

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特徴

ブライドルレザーとヌメ革という組み合わせのベーシックなタイプ。ラウンドファスナーで中身をしっかりガードし、ファスナーを開くとマチ付きの使いやすい小銭入れが出現します。カラーバリエーションも7色と豊富です。

  • 価格:34,000円
  • 縫製地:日本
  • 革:英国産ブライドルレザー&ヌメ革(共に牛革)

ブライドル・インペリアルウォレット

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特徴

グランドウォレットと人気を2分するかぶせ蓋タイプのウォレット。ファスナーを持たず、中身にアクセスがし易いと同時に、内装のヌメ革とのコントラストを常時楽しめます。また100万円でもすっぽりと入ってしまう収納力も抜群です。

  • 価格:36,000円
  • 縫製地:日本
  • 革:英国産ブライドルレザー&ヌメ革(共に牛革)

ジョージブライドル・ロイヤルウォレット

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特徴

こちらは外装だけでなく内装にもブライドルレザーが使われています。その効用は見た目の高級感だけでなく薄型化を可能とし、ラウンドファスナーの機能を保ちながら、スーツポケットの出し入れも非常にスムーズ。予気品あふれるウォレットです。

  • 価格:54,000円
  • カラー:6色
  • 革:英国産ブライドルレザー

二つ折り財布

ブライドル・インペリアルパース

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特徴

外装にブライドルレザーを使用した2つ折りタイプの財布です。コンパクトでありながら、広げた時のサイズは長財布を上回り、紙幣やカード類も余裕をもって収納することができます。小銭入れもマチ付きで、使い勝手抜群のパースです。

  • 価格:30,000円
  • 縫製地:日本
  • 革:英国産ブライドルレザー&ヌメ革

ブライドルレザーとは?

「ブライドル」とは馬具のこと

この皮革の名称となっている「ブライドル(BRIDLE)」は、馬具、特に頭部周りでくつわに繋いで馬を操縦するための、装着品や手綱などの総称です。

つまりブライドルレザーは、手綱など馬具用の革として使われてきたもので、「堅牢」であることが本来的に求められた革であったわけです。

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中でも、こちらでご紹介しているココマイスターのブライドルレザーは、牛革の中でも最も強度のあるショルダー部分を用い、伝統技法を守るタンナーの元で、1枚1枚、手仕事で生み出されます。

完成までに約半年、ものよってそれ以上かかるため、価格的にも当然高価なものとなります。逆に言えば、それだけの手間暇をかけるに値する、厳選された革がブライドルレザーとなるわけです。

安い、どうでも良い革に時間をかけても見合った対価は得られませんので、当然のことでしょう。

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ブライドルレザーに必要とされる条件には様々なものがあります。激しい手綱裁きにも耐えうるように「丈夫」であることは勿論ですが、同時に「しなやか」でなければなりません。

また、革には表裏がありますが、ブライドルレザーの場合は、裏側もなめらかである事が求められます。なぜなら裏側は馬の頭部・顔面と直接こすりあわされる部分になる為、そこが硬すぎたり、表面がざらついていたのでは、馬に傷を負わせることになるためです。

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加えて、馬具として10年は使えるような「耐久性」も求められます。これは通常の革製品の使用環境とは大きく異るものです。

時に風雨に晒され、強く引っ張られ、皮脂や汚れが付着し、といった状況で、耐用年数が求められるわけですから、とてもではありませんが普通の革ではお手上げなわけです。

では、ブライドルレザーでは、どうやってその強度と耐久性を実現しているのでしょうか?

革の表面に咲く「ブルーム」

ブライドルレザーの表面には、「ブルーム」と呼ばれる、写真のような白い粉が浮いています。

個体差も大きく、見えない程度に薄いこともあれば、びっしりと苔のようにおおっていたり、同じ財布の中でさえ場所によって濃淡に差があったりします。

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特にブライドルレザーに初めて触れる方は、カビのようにも見えてびっくりされるかもしれませんが、この粉の正体は、革に丁寧に刷り込まれた「ロウ」が浮き出たものです。

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革の製造工程で、このロウ(ワックス)を内部まで浸透させることによって、革の繊維の間の強度を何倍にも高めていきます。そしてこのおかげで、何十年もの使用に耐える堅牢な革となっているのです。 

ブライドルレザーの扱い方

この「ブルーム」は、使用しているうちにだんだんと薄くなり、やがては自然と消えていくと同時に、美しい艶へと変化していきます。

気になる方は、手にした後、刷り込み・拭き取りをしてしまうことも可能ですが、基本的には軽く乾拭きする程度で、あとは自然に任せる方が良いとされているようです。

きっと初めに違和感を持たれた方でも、すぐにこのブルームがないと寂しいとさえ思えるようになることでしょう。

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但し、ブライドルレザーはタンニンなめしという、化学薬品などを用いない方法で製造されます。その故にそのままの状態では水分には弱く、もし雨の日に屋外で使用されるような事が多い場合は、専用の防水スプレーを使用すると良いでしょう。

ここで、ブライドルレザーについては、防水スプレーを塗布する前に乾拭きをして、表面のロウやオイルを先に刷り込んでしまうことが推奨されています。

こちらは、表面のブルームを専用クロスで磨きこんだもの。ロウは意外とあっさりと取れ、乾拭きだけで、このように美しい光沢が得られます。

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この上から、防水スプレー処理を施します。ココマイスターからも様々なケアグッズが提供されていますが、専用防水スプレーは革の柔軟性を保ちながら、紫外線などからも守ってくれるようになっています。

実際に購入して試してみましたが、防水効果もてきめんです。

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使い込むほどに光沢が増すという経年変化を楽しめ、長く使用されることがまさに予定されているとも言えるブライドルレザーシリーズ。

1000年を超える歴史を持つ革は、流行に左右されないモノの価値を実感させてくれる一品だと思います。適切なメンテナンスを施してやることで更に愛着が湧き、使う人それぞれに馴染んだ財布へと進化していくでしょう。

ブライドルレザーで特におすすめの財布はこれ

ロンドンブライドル・グラディアトゥール

特徴

欧州産ブライドルレザーを外側にまとい、内側にはマットーネというイタリアンレザーを使用した長財布です。まっさらなヌメ革を使うのとは異なり、内部も大人の味がある仕上がりになっています。革へのこだわりの強い方におすすめです。

  • 価格:45,000円
  • 縫製地:日本
  • 革:英国産ブライドルレザー&イタリアンレザー(共に牛革)
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