今回ご紹介するのは、ココマイスターでも人気のメンズ長財布「マットーネ・ラージウォレット」です。

マットーネ皮革の色合いや材質、カード入れなどの機能性など、細かく特徴を、写真も織り交ぜながらご紹介していきます。ぜひ、財布選びの参考にしてください。
とりあえず公式ページを見たい方はこちらからどうぞ。
■見た目のシンプルなフォルムが多くの人に愛される理由
よく、革製品を購入すると、表面のキズを防止するために、ソフトケースなどに入っていることが多いですよね。
でも、ココマイスターというブランドの場合は、このロゴ入りのオリジナルポーチに入った状態で届きます。手に取った感じも、ベロア調の素材で高級感あり。

このマットーネ・ラージウォレットは、ラウンドファスナーの長財布です。シルエットも至ってシンプル。

外ポケットなどもなく、必要以上のパーツを排除したミニマルなデザインで、持った感じも結構スリムです。

スーツの内ポケットにも入るので、男性には嬉しい評価ポイントですよね。

細部を見ると、縫製には濃い目のブラウンの糸が使われています。ステッチの部分も直線で、こういう細部を見ても、品質の高さがわかります。
ちなみに、ココマイスターの財布は、日本の職人さんが一つ一つ丁寧に作り上げているので、クオリティは本当にいいです。

ジッパー部分の金具、ステッチの目、革のカラー、どれをとっても高級な雰囲気が漂います。

そして、ここにも注目。マットーネ・ラージウォレットの場合、エッジ部分はコバ処理ではなく、織り込んだような加工が施されています。
摩耗しやすい部分の処理は、財布の耐久性にも関わるので、しっかりと確認しておきたいポイントです。
■経年変化が楽しみなマットーネレザーの魅力
ココマイスターのマットーネ・ラージウォレットは、オールドブラック、ビターチョコ、ブランデーの3色展開です。

今回紹介しているのはブランデーカラー。一番明るい色をチョイスしてみました。革はイタリア製で、外装にはマットーネ皮革と呼ばれる革を使用しています。

マットーネ皮革は、バケッタ製法という特殊な技術で加工されるのですが、この技術、なんと1000年もの歴史があるそうです。
本物志向の大人の男性にぴったりの財布と言えますね。

さて、もう一つ注目してもらいたい革加工の特徴として、“シボ”があります。細かいシワのように見える、ちりめん状のこの表情が、独特の光沢を感じる要因。
このマットーネ皮革は、通常よりも何倍も多い量のオイルを塗りこんで加工するそうです。そんためカサつくことなく、柔らかい触り心地に変化します。
使い込むほどに色も深まり、エイジングが進むごとに、自分だけの「マットーネ・ラージウォレット」になっていくのが楽しめるでしょう。

3色の中では一番明るいブランデーカラーは、そんな経年変化がもっとも顕著に表れる色。一番味わい深いカラーなのかもしれません。

もちろん、色はお好みで。オールドブラックはビジネスシーンでも使えるシンプルな黒ですし、ビターチョコはカジュアルスタイルでも、仕事でも持ち歩けそうです。
■マットーネ・ラージウォレットの内側は総革張り
さて、次に気になるのが内装。まずは内装の革素材について見ていきましょう。マットーネ・ラージウォレットの内装には、ヌメ革素材を使用しています。

カジュアルにも使えるメンズ長財布なんですが、布張りなどではなく、総ヌメ革で作られているんです。ヌメ革のスムースな革の質感、とっても高級感があっていい。

そして、ラウンドファスナーを開けた時の、この内と外の革のトーンの違いも、とても洗練されたデザインですよね。
気になる収納容量ですが、中央にファスナー付きの小銭入れが1つ、そのファスナーを挟むように札入れが2つ。

それから、カード収納が8つ、フリーポケットが2つあります。機能性は申し分なしでしょう。

サイドがこれだけ幅があるので、開口も広くて出し入れもしやすいです。

試しにお札を差し込んでみましたが、わかりますか?これなら、大きめのチケットやレシート等の領収書類もきちんと収納できます。
ただ、スリム設計なのがマットーネ・ラージウォレットの利点なのですが、1つ欠点があるとすれば、小銭入れのマチがない点です。
もし、「コインをたくさん持ち歩きたい」「小銭入れを別に持ち歩きたくない」という場合は、少々もの足りない点かも。

フリーポケットの片側中央には、ココマイスターのロゴがチラリ。ちょっとしたあしらいもクールです。
シンプルな国産革財布
このマットーネはタンニンなめしのレザーなので、特にこのブランデー色は「革らしい革」という印象です。

シンプルで親しみやすい国産革財布を探している方におすすめします。
- 価格:31,000円
- レザー:欧州産マットーネ
- 縫製地:日本