このページではイタリアンレザーであるマットーネの長財布4点と二つ折り財布1点を人気順にご紹介します。品切れが少なく、価格も比較的低めです。
おすすめの長財布3点
マットーネ・オーバーザウォレット

ギフト人気ランキング上位に食い込み、次に紹介するラージウォレットの上位バージョンに当たるこのウォレットは、裁縫工程で3ヶ月かかるという編み込みの表革が更に深みのある表情を見せてくれます。
- 価格:41,000円
- 縫製地:日本
- 革:イタリアンレザー&ヌメ革(共に牛革)
マットーネ・ラージウォレット

ココマイスター公式サイトでは、ギフト人気ランキング1位のウォレットです(2016年6月現在)。マットーネレザーの素材感が、シンプルなフォルム、中身をしっかりとガードするラウンドファスナー、美しいヌメ革の内装と絶妙にマッチ。手頃な価格や、カラーバリエーションの豊富さも人気の秘密です。
- 価格:31,000円
- 縫製地:日本
- 革:イタリアンレザー&ヌメ革(共に牛革)
マットーネ・オリヴェートウォレット

るいヌメ革内装とのコントラストが映えます。またファスナーが無いため中身にアクセスがしやすく、カードポケットも14とシリーズ最多の収納力です。
- 価格:39,000円
- 縫製地:日本
- 革:イタリアンレザー&ヌメ革(共に牛革)
二つ折り財布
マットーネ・マルチパース

重さ100gとマットーネシリーズ最軽量の2つ折りタイプパース。コンパクトながら開くと他のウォレットよりも長い横幅でお札の出し入れもしやすく、小銭入れも備えて、オン・オフでマルチに活躍してくれるパースです。
- 価格:26,500円
- 縫製地:日本
- 革:イタリアンレザー&ヌメ革(共に牛革)
マットーネとは?
オイルを丹念に染みこませる伝統的パケッタ製法
マットーネレザーは、イタリアの老舗タンナーに伝わる伝統的「パケッタ」製法によって作られます。
1000年もの長い歴史を持つと言われるこの製法では、一般的な皮革に比べて何倍ものオイルを、植物タンニンでなめした牛革に職人が手で丹念に塗りこんでいきます。

この染みこんだオイルは革の中に長く留まり、革の乾燥を防ぎます。またマットーネレザーの表面を良く見ると、牛皮に付いた傷や「トラ」と呼ばれるシワが残っています。
下の写真をご覧ください。全体として見たときに、それほど目立つものではありませんが、内側から滲み出るオイルと相まって、それらが一つ一つの財布独自の表情となり、味わい深い経年変化を見せてくれます。

美しい輝きを放つカゼイン加工
マットーネレザーのもうひとつの特徴が卵白を原料にした「カゼイン加工」です。通常加工を施さない革は表面がマット調となりますが、カゼイン加工を施したマットーネレザーには自然な艶感が生まれます。
これは見た目で明らかな違いがわかる艶で、例えば同じタンナーから生み出され、「マット」な風合いをその特徴とするマルティーニ・レザーなどと比べると、違いは一目瞭然です。
こちらが、マットーネレザー(マットーネ・ラージウォレット)

こちらが、マルティーニ・レザー(マルティーニ・クラブウォレット)

マットーネレザーの艶を更に詳しく表現するなら、見た目は「色味が深く、味わいのある艶」、そして触感は「しっとりとした質感を伴った艶」です。
下の写真はマットーネ・オリヴェートウォレットですが、このような編み込み模様では艶が格子状に反射して更に美しいですね。

どのようなシーンにもマッチ
革財布の素材としてマットーネレザーを捉えた時に、その最大の特徴とも言えるのは、使用シーンを選ばないマルチパーパスな革という点ではないかと思います。
本サイトで取り上げている革財布の素材には、マットーネレザー以外に、主なものだけでもブライドルレザー・コードバン・ナポレオンカーフなど、様々な種類があります。

それぞれ素晴らしい革ですが、コードバンやブライドルレザーなどの(超)高級感、ナポレオンカーフのカジュアル感などと比べると、マットーネレザーはその両方の特性を持ちあわせ、オンオフ両用出来る懐の深さが人気の秘密と言えそうです。
ビジネスシーンにおいても「余裕のある大人」を演出してくれること請け合いのレザーです。

プレゼントとしても選びやすい
長財布を購入される方の多くは、プレゼント用途だと思いますが、贈る相手の趣味・嗜好に合うかどうかが、一番の悩みところです。
当サイトで多く取り上げているココマイスター製長財布の場合、公式サイトのギフトランキングでは、一位から五位までをこのマットーネレザーと、ブライドルレザーが独占しています。

これはやはり、マットーネレザーが年齢・用途を問わず、誰にでも似合うという、一つの現れでしょう。
下でもご紹介していますが、同じマットーネレザーを使っていても外装の加工や、財布の構造など、様々なタイプが選べますので、相手の嗜好がわからなければ、マットーネやブライドルレザーの中から選んであげるようにすれば、間違いないでしょう。
マットーネレザーのメンテナンス
基本的に革財布は普段から手の脂分などに触れることが多いアイテムですので、「使ってあげること」で乾燥を防ぎ、それが最大のメンテナンスにもなります。
特にマットーネレザーは、普通の皮革よりも、何倍ものオイルを含んでいるため、メンテナンスも比較的楽な革と言えるでしょう。
但し、マットーネに限りませんが、水分には非常に弱い為、雨の多い季節に屋外で使うような場合は防水スプレーを塗布するのがベターです。
その場合全体にまんべんなくかかるように、30cmくらい離して、ふんわりとコーティングするのがコツです。
(写真は「コロニル・ウォーターストップスプレー」

また、表面が少し乾燥してくるようであれば、専用のクリームを表面に少し足して塗りこんでやります。専用クロスに米粒ほどのクリームを取って、薄く延ばしていきましょう。
艶感が増すと同時に、防水スプレーとの併用で更に撥水効果が得られます。
(写真は「コロニル・シュプリームクリーム」と「コロニル・ポリッシングクロス」

マットーネで特におすすめの財布
マットーネ・オーバーザウォレット

ギフト人気ランキング上位に食い込み、マットーネラージウォレットの上位バージョンに当たるこのウォレットは、裁縫工程で3ヶ月かかるという編み込みの表革が更に深みのある表情を見せてくれます。
- 価格:41,000円
- 縫製地:日本
- 革:イタリアンレザー&ヌメ革(共に牛革)